不信・不振・不審の意味・違いと使い分け

不信・不振・不審

「不信」「不振」「不審」。

すべて「ふしん」と読みますが、どのような違いがあるのでしょうか?

今回は、この3つの正しい意味と使い分けについて調べてみました。

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不信の意味・使い方

不信の意味は「信じないこと」だそうです。

「過去の経験から人間不信に陥る」という使い方が正しいですね。

また信じられないという意味から派生して「誠実でない」といった意味合いでも用います。

例えば「契約を無視するという不信を働いた」といった使い方ですね。

他にも以下のように使います。

例:政治への不信感がつのる

例:彼の身勝手な行動が不信を招いた

例:不信の徒

不振の意味・使い方

不振の意味は「勢いやいつもの調子が出ないこと」だそうです。

「経営不振にあえぐ」といった使い方が正しいことになりますね。

例:食欲不振が続く

不審の意味・使い方

不審の意味は「合点のいかない点があり、疑わしく思うこと」だそうです。

「突然金遣いが荒くなったことを不審に思う」といった使い方をします。

例:ここ数日間、彼は不審な行動を繰り返している

例:容疑者の供述は不審な点が多い

例:挙動不審な男が辺りをうろついている

例:不審火が発生した

不信・不振・不審の違いは?

それぞれの意味・使い方はおわかりいただけたでしょうか?

「不振」を使う場面は限られていますが、「不信」と「不審」は少し迷いそうな気がしますね。

この2つの使い分けについて掘り下げて考えてみます。

「不信」は信じないという結論に達した状態を表す一方で、「不審」は疑わしく思ってはいるけれども完全な否定はしていない状態を表しているようです。

そういう意味では「不信」の方が「不審」よりも強い否定の意味を持っています。

例えば、同じ「行動」という単語を使った文章でも違いがあります。

「彼の身勝手な行動が不信を招く」という場合は、信じられないという結論に達しています。

一方で「ここ数日間、彼は不審な行動を繰り返している」という場合は、怪しいなという意味はあっても完全に信じられないという強い否定の意味は持っていません。

まとめ

それでは今回調べたことをまとめておきます。

  • 不信は「信じない」という意味
  • 不振は「勢いやいつもの調子が出ない」という意味
  • 不審は「合点のいかない点があり、疑わしく思う」という意味
  • 不信は信じられないという結論に達している場合、不審は完全に否定はしていないが疑わしいと思っている場合に使う

いかがだったでしょうか?

不信と不審の違いが少し難しかったかもしれません。

ただ今回調べている中で、「信」いう字は「信者」「信仰」といった強い意味を持った言葉に使われることが多く、「審」は「審判」「審査」というような単に判断をする意味で使われることが多いと気づきました。

こういた熟語から漢字の持つ意味の強さを覚えてとくと、いざ書く時に迷うことが減るかもしれませんね。

この記事を書いた人:山下

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