図る・測る・計る・量るの違いと使い分け 体重を「はかる」はどれを使う?

図る・測る・計る・量る
©mojzagrebinfo

拡販をはかる、体重をはかる、相手の気持ちをはかるなど、「はかる」という言葉には、いろいろな漢字と使い方があります。

ここでは、「図る」「測る」「計る」「量る」の違いや、使い分けについて、調べてみました。

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図るの意味・使い方

図るは、物事や状況に応じて対処を考えたり、ある事が実現するよう企てることです。

例:関税の緩和で、輸出入の拡大を図る方策だ。

例:政治的圧力によって、便宜が図られたのです。

例:自殺を図ったが、一命を取り留めた。

「図らずも」という表現がありますが、これは「図ったわけでもないのだか」ということで、つまり、「思いがけず」という意味になります。

例:図らずも大金を手に入れた。

図ると似た言葉で、「謀る」という言葉もあります。

図ると同様に、なにかを企てるという意味ですが、特に、悪意を持ってだまされた時などに使います。

例:おのれ、よくも謀ったな。

測るの意味・使い方

測るは、水の深さをはかること、そこから、長さや深さ、高さなどを調べることを意味するようになりました。

また、能力などを調べる時にも使います。

例:洋服の寸法を測りましょう。

例:亀裂の深さを測るのが目的です。

例:身体能力を測るテストをしましょう。

測定という熟語から連想すると、対象が分かりやすいと思います。

計るの意味・使い方

計るは、時間や度合いを調べること、また、数えて考えたり見積もることです。

例:マラソンのタイムを計りました。

例:事故の影響は計り知れません。

時代劇などで「よきにはからえ」という台詞が出てきますが、この時の「はからえ」は「計らえ」と書きます。

良くなるように考えて行動しろ、という意味なんですね。

量るの意味・使い方

量るは、重さや容積を調べたり、相手の気持ちを推測することです。

例:学校で体重を量るので、朝ごはんを抜いてきたよ。

例:お米を量って、手早く研ぎましょう。

例:君をクビにするとは、社長の真意を量りかねるなあ。

図る・測る・計る・量るの違いは?

図るは、物事を考えたり企てたりする時に使います。

測る・計る・量るは、どれも値を調べる時に使いますが、対象によって使い分けます。

また、計るには見積もる、量るには推測するという意味もあります。

まとめ

  • 図るは物事や状況に応じて対処を考えたり、ある事が実現するよう企てること。
  • 測るは長さ・深さ・高さや、能力などを調べること。
  • 計るは時間や度合いを調べること、数えて考えたり見積もること。
  • 量るは重さや容積を調べること、相手の気持ちを推測すること。

相手の気持ちを推測する時には「量る」を使いますが、「測る」と書いても間違いではありません。

推測と推量という熟語が、似たような意味で使われるのと一緒ですね。

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