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生き物・ペット

インコの平均寿命はどれぐらい?長生きさせる6つの秘訣

インコ

小さくて可愛いインコたち。

最近「鳥カフェ」という鳥たちがお出迎えしてくれるカフェが登場したり、シールやクリアファイルとか文房具にも、インコのデザインが増えてきましたね。

そんな可愛いインコ、「飼ってみたいけど、お世話が難しかったらどうしよう」と迷っている人がたくさんいると思います。

コツを守ってきちんとお世話をすれば、大丈夫!!

でも、インコはどのくらい一緒にいられるのでしょう?

ペットを飼うということは、いつか必ずお別れする日がやってきます。

悲しいことに、人間の寿命よりもペットの寿命の方が短いことが多いです。

「インコの寿命はどれくらい?お世話の方法は?」

今回はそんなお悩みに、インコ飼育歴7年目の私が、お答えいたします!

インコの平均寿命はどれぐらい?

種類 平均寿命
セキセイインコ 10~12歳
コザクラインコ 10~15歳
コンゴウインコ 50歳

セキセイインコの平均寿命は10~12歳。

コザクラインコは10~15歳です。

でっかいコンゴウインコは50歳!!!

コンゴウインコは、身体が他の子より、何倍も大きいからですね。
(一生のうちに心臓が打つ脈の数は全生物おなじ数だそうです。
小さな動物は脈が早いので、大きな動物の方が長生きします)

ケガや病気でお星様になってしまうことが多い小さなインコ。

寿命をまっとうできたら幸せですよね。

10年くらいの寿命ですが、10年なんて、あっという間ですね。

ギネスに記録されたインコ最高齢は何歳?

それではここで、いきなりクイズです。

ギネス記録されている、インコ最高齢はいくつでしょう?!

種類によっては、すごく長生きしそうな感じがしますよね。

クイズの答えは…

セキセイインコの場合

セキセイインコさん・・・・なんと29歳!

平均寿命の倍以上です!

家族で一緒に過ごしたお子さんが、小学校入学から・・・結婚して、親になる・・・

そんな人生に付き添ってくれた(と勝手に想定)長生きインコさん!アッパレ!

コンゴウインコの場合

ちなみに、とっても大きいコンゴウインコさんは・・・87歳!

一緒に過ごしたお子さんが・・・他界するまで?!

大切なペットは何歳まででも生きてほしいので、うらやましい限りです。

では、どうしたらインコに長生きしてもらえるのでしょう。

インコを長生きさせるための6つのコツ

インコが病気になる原因として

・肥満
・過度な発情(メスの場合は卵詰まり、オスは直接的ではないけど過度な吐き戻し)
・事故(逃げる・飼い主との接触による事故・他の動物に襲われる)

があります。

なので、これらを防いでいくことが重要になってきます。

肥満にさせない

肥満の多くの原因は、エサによるものです。

インコはおなかいっぱいになったら自分で食べるのを止めますから、大量に食べるのではなく栄養の与えすぎによる肥満が原因です。

Q.エサはなにがいい?

A.総合的な栄養を含んだフード(ペレット)は栄養が豊富ですが、カゴの中にいる子にしてみればカロリーオーバーと言われています。

殻付きのアワの方が、カゴ飼育のインコには適しています。

生きた栄養ですし、また殻を剥く楽しみがあるのだそうです。

インコの年齢や体調、季節(冬は寒いので多少の脂肪を蓄えるため)を考えて、トッピングするフードを付け合せてあげるといいでしょう。

発情させない

メスはやがてタマゴを生みます。

正しい成長の証拠です、が。

人間とおなじようにインコにも骨盤があります。

骨盤がせまい子だと、おなかにタマゴが詰まってしまい、それで命を落とすことがあります。

タマゴを生もうとするには、パートナーの存在が欠かせません。

つまり、パートナーと認識したものがあると、おなかにタマゴを作ってしまうということ。

すんなり生んでくれたとしても、何度も生むと体に負担がかかります。

Q.タマゴを生ませないためには?

A.タマゴを作る原因は、「発情」です。

パートナーを認識する・・・相手はおなじインコとは限りません。

仲良しの相手、そう、飼い主さんに発情することだってあるのです。

過度なスキンシップをしたりするとあり得る話なのです。

Q.オスなら大丈夫?

A.オスの場合は、発情すると、「吐き戻し」といって食べたエサを吐き戻してパートナーに与えようとします。

ちょっと気持ち悪いですが、あたたか~い、インコの愛情の表れです。

吐き戻しも、“そのう”という喉の袋に良くないと言われています。

オス・メス問わず、ある程度の距離感を保ちましょう!

事故を防ぐ

カゴの中のインコは、「放鳥」という外に出してもらう時間を心待ちにしています。

さあ、遊びなさいとカゴを開けたら、大喜び!

でも、カゴの外には危険がいっぱいです!

Q.身の回りではどんな危険がある?

A.インコは飛んでばかりいません。

たまに床を歩く子もいます。

歩いているインコを踏んでしまった!そんな悲しいエピソードもあります。

あとはドアを閉めたらドアに挟まった、とか料理中に飛んできてフライパンに・・など。

考えたら怖いですよね!

Q.家の外にはどんな危険がある?

A.家の外にも危険はいっぱい。

カゴを開けたらベランダの窓も開いていた!というトラブルも。

外に出てしまったら、インコはほとんど戻って来られません。

外にはカラスやヘビ、ネコなどインコにとっては怖くて大きな動物がいます。

逃げたら最後だと思って、戸締りを確認してからカゴから出してあげましょう!

カゴに入れて日光浴をさせていたらカラスが来たというのもありますので、

日光浴させる時は目を離してはいけません!

健康診断に連れて行く

ペット病院では、鳥を診てくれるところとそうでないところがあるので、前もって確認してから行きましょう!

私の経験では、鳥専門のお医者さんはやっぱりスゴかった!です。

うちのセキセイインコは、人になついていない「荒鳥」です。

飼い主でも掴むのが大変な暴れ鳥を、片手でつかんで検査をサクサクと進めてくださいました。

Q.どんな検査をしてくれるの?

A.のどにある“そのう”という袋にある液体を、極細のシリンジで吸引して、変な菌や腫瘍などがないか検査してくれます。

あとはフンの検査。

どうやらうちの子は段ボールをガリガリ齧ってたみたいで、フンがジャリジャリしていますよ、あんまり齧らせないでくださいね、と教えてもらいました。

検査費用も含めて、2,000円くらいでしたよ。

ときどき健康診断に連れて行ってあげてくださいね。

規則正しい生活を

インコって、12時間以上寝るんです。

うちのインコ、夕方になると静かになります。

面白いのは、夕方になると他のインコとムニャムニャ会話しながら眠りにつくことです。

人間で言えば、「眠すぎて会話になってない」そんな感じです。

普段はピーピー!と元気に鳴くのに、夕方になると「ピヨ・・ピヨ・・・ピ・・・」とだんだん声が小さくなっていきます。

極端なときは「あ。寝たなこりゃ」と分かるくらいです。

そんなインコの眠りを妨げてはいけません。

Q.しっかり寝かせるコツは?

A.テレビのある部屋、夜でも人が活動しているリビングなどはインコがしっかり眠れません。

静かに、暗いところで寝かせてあげましょう。

夜寝ない習慣のあるインコは、やっぱり夜でも鳴きます。

夜は小さな音もよく聞こえます。

ご近所からクレームが来て泣く泣く手放すことがないように、布をかぶせるなどして寝かせましょう!

温度管理にも注意!

インコたちはもともと暑い国からやってきた外来種です。

日本の冬はそんなインコたちには厳しい季節。

夏なら大丈夫、というわけでもなく暑すぎても、寒すぎてもいけません。

Q.何度ぐらいが快適?

A.20度~30度くらいの温度がインコが気持ちよく過ごせる温度です。

冬は家の中でも10度くらいですから、インコにとっても寒いのです。

夏も得意とはいえ、直射日光の当たる部屋は30度どころではありません。

夏・冬シーズンと時間帯の環境をよく調べてみましょう。

Q.エアコン代が心配です。

A.出来ればエアコンで管理してあげるのが確実ですが、電気代を考えるとちょっと心配ですよね。

ペットショップにいけば、専用の電球式のヒーターが売られています。

40Wから100Wの範囲で売られていますが、100Wだったら結構な暖かさです。

もちろん広い部屋での100Wの電球だと寒いので、カゴの周りを暖かい空気が逃げないように囲いをつけてあげましょう。

カゴのサイズに合わせたビニールカバーも売っていますよ。

また、暖めすぎても発情することがありますので、暖かすぎにも注意です!

まとめ

●インコの平均寿命は種類にもよるが10歳程度。

●インコを長生きさせるためには、肥満にさせない・発情をさせない・事故を防ぐ・健康診断に連れて行く・規則正しい生活をさせる・温度管理をすることが大事

インコは飼い主さんが可愛がってくれていること、ちゃんと理解してくれます。

毎朝話しかけていれば、だんだんと心を開いてくれます。

わが家のインコたちも、世話をする係りの私がカゴに手をいれても怒りませんが、世話をしない夫だと、逃げてパニックを起こします。

少しずつ、インコが何を求めているかが分かってきます。

なんかイヤな顔するなあと思ったら、ケージ(カゴ)が汚れていたり、「ごはんがないよ!」と呼ばれているのが分かったり!

お世話が出来そう、という自信がついたらインコをお迎えして下さい。

そして目いっぱい可愛がってあげてくださいね。