ワインボトルのサイズはグラス何杯分?容量・形・底のくぼみの意味とは?

ワインボトル
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ワインの歴史は遡ると大変古く、紀元前からワインが造られていたことをみなさんはご存知でしょうか。

色々な説がありますが、1番古いもので紀元前が5000年〜6000年頃のメソポタミア文明のギルガメッシュ叙事詩には、その当時ワインが振舞われていたということや、エジプト王朝の時代の時は、壁画にワインの圧搾をした壺の絵がすでに書かれていたなど、醸造酒の中でも歴史のあるお酒です。

その中で文明が発展していくにつれて、醸造過程やブドウの品種の発展、ボトルの形状や質も改良を重ね、現在ではたくさんの種類があります。

そこで今回は、ワインのボトルについて少し触れたいと思います。

歴史を語り出すと相当な量のボリュームなので、ワインボトルの事情だけでも簡単に知っておくと意外なところで便利に働くこともあります。

是非参考にしてみてください。

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ワインのボトル1本はグラス何杯分?

ボトル1本に対して実際はどれくらいの量をお楽しみいただけるのかを考えたことはありますか。

通常のワインボトルは750mlのサイズが基本となっております。

量だけ聞いてピンとくる人はおそらく飲食関係の人かと思いますが、一般の方は把握しておいてください。

ワイングラス1杯の量は?

多くの飲食店においてはワイングラス1杯に対して約100mlを目安に注いでおります。

多くて120mlくらいでしょうか。

またスパークリングワインのような泡ものに関しては、少なめの80ml〜100mlがおおよその目安になっております。

つまりワインボトル1本はグラス〇杯分

単純に計算してみると、通常の赤、白、ロゼなどは約7〜8杯で1本分が振舞われるようです。

スパークリングで約8杯前後といったとこでしょうか。

あくまでも目安で店舗やグラスの大きさによっては異なるところもあるかもしれませんが、いい目安になるかと思います。

実際に毎回測って注ぐのは大変ナンセンスなので、ワイングラスの膨らみの1番大きいところを目安にして自宅などでは注いでいただくのがいいでしょう。

注ぎすぎは品もなく、飲みにくくなってしまうので、注意してください。

ワインボトルのサイズ・高さはどれぐらい?

ワインを買った時に冷蔵庫や収納場所を考えたり、実際どれくらいの大きさなのかは気になりますよね。

簡単にですがその大きさを把握しておいてください。

通常の750mlのサイズで高さは約約30〜32cm、直径は8〜11cmの大きさを覚えておきましょう。

もちろんワインボトルの形状で大きく変わってきますが、多くはこの大きさに当てはまっているかと思われます。

またハーフのサイズであれば、その半分のイメージをしておいてくだされば問題ないかと思います。

これで現物の見れないインターネットでの購入も安心してチャレンジしてみてください。

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ワインボトルの容量は?

前述している通り、私たちがよく見るワインボトルの容量は750mlが一般的です。

しかしワインのボトルの容量の種類はたくさんありますのでこちらも是非チェックしてみてください。

ボトル 容量
Quart
(キャール)
187.5cc
(1/4本分)
Demi Bouteille
(ドゥミ ブティユ)
375cc
(1/2本分)
Bouteille
(ブティユ)
750cc
(1本分)
Magnum
(マグナム)
1500cc
(2本分)
Jeroboam
(ジェロボアム)
→シャンパン
3000cc
(4本分)
Double Magnum
(ダブルマグナム)
→ボルドー
Rehoboam
(レオボアム)
→シャンパン
4500cc
(6本分)
Jeroboam
(ジェロボアム)
→ボルドー
Mathusalem
(マチュザレム)
→シャンパン
6000cc
(8本分)
Imperial
(インペリアル)
→ボルドー
Salmanazer
(サルマナザール)
9000cc
(12本分)
Balthazar
(バルタザール)
12000cc
(16本分)
Nabuchodonosor
(ナビュコドノゾール)
15000cc
(20本分)

ボトルはシャンパンと、ボルドーでは呼び名が違うものもあります。

皆さんも一度は大きいワインボトルをみたことがあるとは思いますが、こちらも参考にしてみてください。

ボトルの形によって違いはある?

歴史のあるワインには、ボトルの形ひとつとっても産地や造り手によって大きく変わってきます。

ただ他と差別化を図りたいからといって変えてる訳ではなく、中身のワインの事情が大きな要素を占めています。

必ず全てに当てはまる訳ではございませんが、周知しておくとさらにワインを選ぶ際も楽しくなってきます。

ボルドータイプ

ワインボトルの通常のイメージがこちらのボルドー型です。

いかり肩の瓶が特徴のスタンダートな形です。

ボルドーのワインはしっかりしたボディのワインが特徴です。

カベルネ・ソーヴィニヨンというぶどうを多く使いますので、ワインが熟成するにしたがって、澱が発生しやすくなります。

注ぐ際その肩に引っかかるように考えられたため、このような形状になったと言われています。

ブルゴーニュタイプ

銘酒の多いブルゴーニュは、いわゆるなで肩といった形のものです。

ワインを収納する際に交互に入れると積みやすくなるといったことからもこの形が採用されているようです。

また澱はボルドーのようにたくさんは出ないので、安心して注ぐことができます。

ライン・モーゼル型

背が高くスタイリッシュなボトルの形状のものです。

緑や、茶色のカラフルの色も特徴です。

甘口は多少澱も出ますが、それほど多くはないのでこちらもこの形を採用しているようです。

シャンパン型

底が大きく広く、瓶の厚みもしっかりとした厚い作りになっております。

中のワインの気圧に耐えられるようにと、こちらも理由があります。

瓶の底がくぼんでいる理由

ワインの底を覗くと平らなものや大きくへこんでいるものを見かけませんか。

実はそちらも理由があることをご存知ですか。

ワインは長期に熟成できるお酒で、かつ熟成したワインの美味しさは計り知れないものがあります。

ワインの底のくぼみはその熟成の大きな鍵を握っているのです。

そしてワインの成分上熟成をしていくにつれて澱(おり)が出やすくなります。

その澱は瓶にくぼみをつけることでたまりやすくする要素があります。

全てのワインを熟成させなければいけないというわけではございませんが、注ぐ時も安心して注ぐことができます。

覚えておいて損はないでしょう。

ボトルの形状でワインの味わいも、もしかしたら想像できてしまうかもしれませんね。

まとめ

  • ワインボトル1本は通常7〜8杯分を目安に。
  • ボトルの大きさを把握していれば、インターネットなどで現物を見なくても想像しやすい。
  • ボトルの形状は様々で中身や産地によってしっかりとした理由がある。
  • ワインボトルの底のくぼみは澱を底にためることができる。

いかかでしたでしょうか。

歴史の長いワインというお酒はボトルにも理由があります。

前述にも記述をしましたが、ボトルの形を覚えていただくだけで産地や、ワインの味わいも把握できてしまいます。

これさえ知っていれば、ワインも選びやすく、楽しく選ぶことができます。

また歴史も感じることもできますし、改めて醸造酒の凄さや文明の発展を感じられるはずです。

是非参考にしてみてください。

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