お米、高いですね💦
最近では、スーパーで5kgあたり5,000円を超える商品も見かけるようになってきました。
そんな中、備蓄米の放出で「古米」や「古古米」、「古古古米」なんて言葉をよく耳にするようになりました。
備蓄米、もう手に入りましたか?
大手スーパーやコンビニの一部店舗で販売が始まりましたが、開店から数十分で売り切れた…なんてニュースも話題になっていましたね。
ちょっと年数が経ったお米は、風味の劣化などが気になるかもしれませんが、実は工夫次第でおいしく食べられるんです!
今回は、そんな“ちょっと古いお米”をおいしく食べるための12のコツをご紹介します。
▼目次(クリックで見出しへジャンプ)
炊く前のひと手間
再精米・ふるいにかける
古米には、時間が経つことで生じた割れ米や小さな異物、ほこりが混ざっていることがあります。
再精米することで、米の表面の古くなった部分や糠を取り除けるため、炊き上がりの風味や食感が良くなります。
また、ふるいにかけて不要なものを取り除くと、炊くときに雑味が出にくくなり、より美味しく炊けます。
丁寧に研ぐ
古米は特に糠臭さが出やすいので、研ぐ時は水を何度も替えながら、優しく丁寧に研ぎましょう。
強く研ぎすぎると割れ米が増えて食感が悪くなるので注意が必要です。
糠臭さが気になる場合は、最後のすすぎは水をしっかり透明になるまで行うのがコツです。
水加減をやや多めに調整する
古米は乾燥しているため、新米よりも水を吸いにくくパサつきやすい特徴があります。
炊くときは通常より5〜10%多めの水を入れて炊くと、もちもちとした食感が出やすくなり、ふっくら炊き上がります。
加える水の量は炊飯器の性能や米の状態によって調整してみてください。
長めに浸水する
浸水時間をしっかりとることも重要です。
古米は水を吸いにくいので、30分から1時間程度浸水させると、米の芯まで水分がしっかり浸透し、炊き上がりがやわらかくなります。
特に寒い季節や硬めに感じる場合は、浸水時間を長めに取るのがおすすめです。
炊飯時のポイント
酒・みりん・酢を少しプラス
炊く前の米に酒やみりん、酢をほんの少し加えると、古米特有のにおいを和らげ、味にまろやかさがプラスされます。
特に酢は臭み消しに効果的で、酒やみりんはコクやツヤを出す効果があります。
加える量は水量の約1〜2%程度が目安です。
by 五十嵐 乱

古米 / 3合
水 / 炊飯器規定の分量
日本酒 / 20ml程度レシピを考えた人のコメント
個人差あるかもしれませんが、私の感覚では驚くほどに味が変わります!
浸水することで水分を含み、甘みが増すらしいです。
(↑ニュース番組で言ってました)詳細を楽天レシピで見る→

炊飯時に昆布や干し椎茸を入れる
炊飯時に昆布や干し椎茸を一緒に入れて炊くと、旨味が米に染み込み味に深みが出ます。
これにより古米の風味の物足りなさや独特のにおいが和らぎ、食べやすくなります。
昆布は5cm程度、干し椎茸は軽く戻して入れるのがおすすめです。
炊飯器のモードを活用する
最近の炊飯器には「おこげモード」や「もちもちモード」など、米の食感や味わいを調整できる便利な機能が備わっています。
これらのモードを活用することで、古米でも食感良くふっくら炊き上げることが可能です。
説明書を確認して、古米に合うモードを試してみましょう。
炊き上がったらしっかり蒸らす
炊飯が終わったらすぐに蓋を開けず、10〜15分ほど蒸らすことが大切です。
蒸らすことで米粒の中に均一に水分が行き渡り、ムラなくふっくらした食感になります。
蒸らし時間が短いとパサつきやすくなるので、焦らずじっくり待ちましょう。
その他の工夫
炊き込みご飯やおかゆにアレンジする
古米はそのまま炊いて食べるより、味や食感の変化を楽しめる炊き込みご飯やおかゆにすると食べやすくなります。
具材や調味料の味が加わることで古米のパサつきや風味の劣化が目立ちにくくなりますし、栄養面でも満足度がアップします。
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チャーハンやおにぎりに加工する
炊き上がった古米はそのままだとパサつきを感じやすいですが、チャーハンやおにぎりに加工すると、味付けや油分で食感が調整できるので食べやすくなります。
特にチャーハンは冷ご飯でも美味しく作れるので、古米を活用するのにぴったりです。
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冷凍保存で鮮度をキープ
炊いたご飯は時間が経つと味や食感が落ちやすいですが、小分けにしてラップで包み冷凍保存すれば風味を長持ちさせられます。
食べる際はレンジでしっかり温めると、ふんわりと戻り美味しくいただけます。古米を炊いた後の保存にもおすすめです。
米粉として活用する
炊くのが難しい古米や古くて食感が悪い米は、乾燥させて粉砕し米粉に加工する方法もあります。
パン粉の代わりとして揚げ物の衣に使ったり、小麦粉の代わりとしてお菓子やパン作りに利用すれば無駄なく活用できるのでおすすめです。
まとめ
お米が高い今だからこそ、古米や古古米、古古古米を上手に活用することが家計の味方になります。
今回ご紹介し12のコツを試して、経済的でおいしいごはんライフを楽しんでくださいね!