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知識・教養

【どっちを使う?】折る・織るの意味と使い分けを徹底解説

日本語には、同じ読みでも意味が異なる言葉があります。
「折る(おる)」と「織る(おる)」も、その一つです。

この記事では、それぞれの意味や使い方、さらに英語表現まで整理して解説します。

「折る」とは?

意味

直線状または平面であるはずのものに力を加えて急角度にまげる意。
①(棒状のものを)ある一所でまげる。かがめる。
②(棒状のものを)まげてその部分を本体から離してしまう。
③(布や紙を)たたんで二つに重ねる。また、折り目をつける。
④(まげたり、たたみ重ねたりして)物の形をつくる。
⑤心をまげる。屈服させる。
⑥折句をつくる。
広辞苑(岩波書店 第7版)より

「折る」とは、物を曲げて形を変える、または力を加えて二つに分けること。
比喩的に「心や意志をくじく」という意味でも使われます。

折句ってなに?

折句(おりく)とは

  • 言葉遊びの一種で、文章や詩の 各行の頭文字をつなげると別の言葉や文になる 形式。
  • 今でいう「あいうえお作文」と同じ形式で、現代では学校やイベントでも楽しめる。
  • 「文字を折る」ようにして遊ぶことから、「折句」と言う。
  • 和歌や俳句など、日本の伝統的な言葉遊びとして古くから親しまれている。

例:「ちょいため」で折句を作る。
ょっとの努力が
い結果につながる
つも前向きに
めになることを学ぼう
ざすは理想の自分

例文

  • 紙を折って、折り紙を作った。
  • 強風で木の枝が折られてしまった。
  • 彼の頑固な気持ちを折るのは難しい。

「織る」とは?

意味

①経糸(たていと)と緯糸(よこいと)とを組み合わせて機(はた)にかけて布をつくる。
②藺(い)・藁(わら)などを組み合わせて、筵(むしろ)をつくる。
③(比喩的に)交えつくる。組み立てる。組み合わせる。
広辞苑(岩波書店 第7版)より

糸を組み合わせて布を作ること。
また、比喩的に「複雑なものを作り上げる」という意味でも使われます。

例文

  • 職人が丁寧に布を織っている。
  • 伝統の模様を織り込んだ帯を買った。
  • 彼の話は事実と想像を織り交ぜている。

「折る」と「織る」の使い分けポイント

意味 比喩表現の意味 比喩表現のニュアンス
折る 物を曲げる・2つに分ける(壊す) 心・意志を挫く、挫けさせる ネガティブ、挫折のイメージ
織る 糸を組み合わせる 事実・想像・言葉などを組み合わせて作る ポジティブ、創造的

比喩表現のポイント

[折る]

  • ネガティブな意味で使われることが多い
  • 「折れる/折る」は、壊れる・挫けるイメージが強い

[織る]

  • ポジティブ・中立な意味で使われることが多い
  • 「織り交ぜる/織り成す」は、複数の要素を組み合わせて作るイメージが強い

英語で表すと?

「折る」の英訳

主な訳語:

  • fold (折りたたむ)
    紙や布のように、柔らかいものをきれいに折るときに使う。
  • bend (折り曲げる)
    金属やプラスチックなど、無理に力を加えて曲げるときに使う。
  • break (壊す)
    物を 壊す・折って二つにする ときに使う。

単に break だけだと「壊す・割れる・壊れる」の幅広い意味になってしまうので、日本語の「折って壊す」という感じを出したいときには in half / into two などをつける。

  • break in half = 半分に折って壊す
  • break into two = 2つに折って壊す

ちなみに、「snap」なら、「ポキッと折れる」ニュアンスが強く伝わります。
例: The branch snapped in the wind. (枝が風でポキッと折れた)

例文:

  • He folded the paper in half.
    → 彼は紙を半分に折った。
  • He bent the metal rod with his hands.
    → 彼は金属の棒を手で折り曲げた。
  • The cookie broke in half when I picked it up.
    → クッキーは持ち上げたときに半分に折れてしまった。
  • She finally broke his will.
    → 彼女はついに彼の意志を折った。

「織る」の英訳

主な訳語:

  • weave (織る)
    基本の「織る」。
    糸や布、物語などを「組み合わせて作る」イメージ。
    物理的な織り方にも、比喩的にも使える。
  • interlace (織り交ざる、組み合わさる)
    weave よりも 要素を交互に絡める・絡ませる 感じが際立つ。
    織物、髪、線、物語の細かい部分の結びつきなどに向く。

例文:

  • She weaves beautiful fabrics.
    → 彼女は美しい布を織る。
  • The author weaves past and present events into the story.
    → その作家は過去と現在の出来事を物語に織り込んでいる。
  • The gold threeads were interlaced with silver in the fabric.
    → 布の中で金糸が銀糸と織り合わされていた。
  • The plot interlaces different characters’ stories.
    → その筋書きは、さまざまな登場人物の物語を織り合わせている。

まとめ

「折る」と「織る」は、どちらも「おる」と読むため間違いやすいですが、文脈を見ればすぐに判断できます。

  • 折る → 物や意志を曲げる
  • 織る → 糸を組み合わせる、要素や物語を絡めて一つのものを作る

文章や会話の中で正しく使い分けることで、表現力がぐっと高まります。