精神的な疲れを癒す効果があるアロマテラピーが今注目されています。
アロマテラピーに使用するアロマオイルは今、専門店だけでなく、100均やホームセンターなどでも手に入るようになっています。
しかし各商品の価格差が激しいですよね。
どのオイルを買えばいいのか、ここではそのことについて書いていきたいと思います。
▼目次(クリックで見出しへジャンプ)
アロマテラピーとは?
アロマテラピーとは、アロマ「香り」テラピー「癒す」という意味で、香りによって精神的な疲れや緊張を緩和するために実施される行為をいいます。
芳香浴とよばれる、香りをかぐことから、アロマオイルをキャリアオイルというもので希釈し、マッサージする方法までいろんな実施方法があります。
これらを総称して「アロマテラピー」といいます。
アロマオイルとは?
アロマオイルとはもともと、100%純粋なアロマ用精油をアルコールやキャリアオイルで希釈したものを指していました。
しかし、現在、100%精油と同じように使われることも増えています。
アロマオイルの質はピンキリで、100%天然のものから、合成香料で作ったものもあります。
合成香料オイルの注意点
合成香料のオイルは、香りを楽しむだけなら問題ありませんが、精油本来の効能・効果は期待できず、また精油用の機械で使うと故障の原因になります。
マッサージ等にも使えません。
非常に価格が安く、買い求めやすい合成香料オイルですが、きちんとした100%天然精油をお買い求めになることを強くおすすめします。
エッセンシャルオイル(精油)とは?
エッセンシャルオイル(精油)とは、主にアロマ製品専門店で購入できる、100%純粋な成分からできた香りのもとです。
現在入手できる精油は200種類を超えます。
ブレンドオイルやマッサージオイルの原料にもなります。
精油は水に溶けにくく、アルコールやオイルに溶けやすい性質を持っています。
光・酸素・熱によって劣化するので保存方法に注意が必要です。
エッセンシャルオイルの効能と使い方の注意点
精油によって、様々な効能・効果が期待できます。
一例を挙げると、細菌やウイルスの増殖を抑えたり、気分を落ち着かせる、抗うつ作用、血流を良くする、女性ホルモンに似た作用、痛みを抑えるなどの効果がオイル毎に期待されます。
しかし、いいことばかりでなく、炎症や内臓にダメージを与える作用を持つものもあります。
使い方には注意しなくてはなりません。
精油瓶は5mlや10mlの小瓶に入っており、1滴ずつゆっくり落ちてくる仕組みになっています。
機器や風呂で使用する場合は、オイルの香りの強さによって、1回に1~4滴ほどを使います。
各精油には抽出方法に種類があります。
巨大な蒸し器のような機械で加熱し、精油と芳香蒸留水(化粧水として使える)に分ける「水蒸気蒸留法」が主な方法で、
溶剤により溶かして抽出する「有機溶剤法」
果皮を圧縮することでエッセンス(精油)を取り出す「圧縮法」
があります。
購入時の注意点3つ
100%天然か
先に挙げたとおり、アロマオイルの中には、合成香料を含んだものがあります。
機器によってはこれらしか使えないものもありますが、できれば、精油使用専用の機器を購入し、必ず100%天然の精油を求めることをおすすめします。
初めは専門店で
精油はネットでも購入できますが、最初は専門店で直接購入することをおすすめします。
こういう香りだと想像しても、実物は香りが違うことがあります。
ラベンダーやユーカリの精油は産地や種類によって複数あり、それぞれ全く違う香りがします。
専門店では試しに香りをかげるサンプルが置いてあるので、それぞれかぎ比べ、自分がもっともしっくりきた精油を選ばれるのがベストです。
専門知識をもった店員さんもいるので、相談しながら購入できる点も、最初は専門店で購入することをおすすめする理由です。
使用期限は大丈夫?
精油は遮光瓶(茶色)に入っているものを購入し、できるだけ新鮮なものが理想です。
瓶に記載されているわけではありませんが、精油には使用期限があります。
特に柑橘系の精油は、開封後半年以内で使うことが推奨されています。
それ以外のオイルも、開封後は1年以内に使うのがベストです。
また、ユズなどの精油は、香りが変化しやすい為、冷蔵庫保存しないといけません。
精油には説明書が添付しているものがあるので、いい作用や効能と使用方法を引き出すためにも、使用する前に一読されることをおすすめします。
まとめ
- 「アロマテラピー」とは、香りによって精神的な疲れや緊張を緩和するために実施される行為。
- 「アロマオイル」とは、100%純粋なアロマ用精油を指すが、最近では合成香料オイルもそう呼ばれることがある。
- 「エッセンシャルオイル(精油)」とは、アロマ製品専門店で購入できる、100%純粋な成分からできた香りのもと。
- 購入時は100%天然のものを専門店で買うのがおすすめ。使用期限も要チェック。
どうだったでしょうか?
大事なことは、専門店などで、100%純粋な精油を買い求めるです。
100%純粋な精油からは様々な効能・効果が期待できます。
使用法によってはマイナスの効果が出る場合もあるので、使用前に注意が必要です。
オイルはできるだけ製造日が新しいものを購入し、柑橘系は半年、そのほかも1年以内に使い切るようにします。
オイルは光・酸素・熱によって劣化するので、涼しく日光の当たらない場所やボックスに保存します。
最初に購入するときは、専門店で直接買い求め、香りを確認することが大事です。
これらを参考にしていただき、楽しいアロマ生活をお過ごしください^^