みなさんのワンちゃんの犬種は何ですか?
小型・中型・大型犬。
子犬・成犬・シニア犬。
様々なワンちゃんがいろんな地域で、いろんな生活を送っていますね。
さて散歩の時、ふと思ったことはありませんか?
私に合わせて歩いているけど、本当は走った方がいいのかな?
走るって、どれくらい?
今回は、そんな疑問に答えます。
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犬にとっての散歩とは?
ワンちゃんにとっての散歩。
これは、とっても重要な意味があります。
生きていくための糧です。
適度な運動量が必要
もちろん、運動不足の解消は大きいです。
特に、大型犬や、運動量を必要とする犬種のワンちゃんには、運動不足にならない為、散歩は必須です。
犬も人間と同じ
でも散歩は、運動のためだけではないんですよ。
例えば、人が外出を一切せず、そこには、テレビもインターネットもなく、外からの情報が一切入らない状況になったら。
どんな気分になりますか?
ワンちゃんも同じです。
ワンちゃんは、外に出ることで、いろんな情報収集をし、気分転換をします。
だから、小型犬といっても、散歩は必ず必要なんでよ〜!!
散歩は歩くのと走るのどっちがいいの?
迷いますよね。
散歩は歩く・走るのどっちが、ワンちゃんのためになるのか。
これは、ワンちゃんそれぞれの個体によります。
体力がある・ない、年齢によっても変わってきます。
そこで、それぞれのメリット・デメリットをまず説明します。
歩くことのメリット・デメリット
のんびりと歩くことで、ワンちゃんはいろんなものを見たり、クンクン匂いを嗅いだり、いろいろなことを学習し、それは、脳の活性化にも繋がります。
ただ、のんびり歩くため、運動しているという程の運動量にはなりません。
走ることのメリット・デメリット
特に、大型犬や運動大好きワンちゃんには、走るのは最高に楽しいですよね。
もちろん、筋肉を使いますし、いい運動になります。
ただこの場合、当然走っている時は、何かを見たり、匂いを嗅ぐという行為はできません。
また、成長期の子犬は、ダッシュ等の走り方は、関節を痛める原因になるので注意が必要です。
シニア犬は、関節や筋肉が弱りつつあるので、同じように注意が必要です。
おすすめの散歩法は
じゃあ、どうしたら?
歩くことと走ること、これら2つをミックスした散歩をぜひ、おすすめします。
どっちにもメリット・デメリットがあり、両方することで、お互いのデメリットを補い、いいこと尽くめの散歩になります。
散歩の仕方
では、散歩の中で歩く場合、どういうことに気をつけて、どうしていったらいいのでしょうか?
ただひたすら歩くだけの散歩。
これは、ワンちゃんも飽きてしまいます。
ただひたすらランニング。
これは飼い主さんに無理がきます。
それでは、何がベスト?
ワンちゃんの成長過程別に見ていきましょう。
子犬の場合
とにかく子犬のうちは、ワンちゃんもパワフルです。
特に散歩はしっぽフリフリで喜びますよね。
中には、四六時中走り回りたいワンちゃんもいるように思います。
ただ、子犬のワンちゃんは、自分で自分の限度をわからず、はしゃぎがちです。
また、成長期なので、常に関節や筋肉を使って激しく走っていると、やはり成長にも影響が出てきます。
ジョギングには向きません。
子犬のワンちゃんは、基本、歩きの散歩を毎日複数回するということで十分です。
気が向いた時、100mくらいの距離を一緒に走るとか、歩きと走りで、散歩に変化をつけるといいです。
また、緩い坂があれば、そこを軽く走ったり、早く歩いたりも、いい運動になります。
(これは、私とわんこが実践している散歩です)
また、走る時、ダッシュや、急な方向転換は、関節への負担が大きいので注意してください。
成犬の場合
いろんなことを一通り学び、外の楽しさを覚え、1番充実して、散歩を楽しめる時期ですよね。
歩く速度は、飼い主さんペースで大丈夫です。
この頃には、リーダーウォークもマスターし、飼い主さんと楽しむことも覚えた頃じゃないでしょうか?
歩いての散歩は、運動と考えるより、リラックスして外を楽しむことをメインに考えて、のんびり歩きましょう。
ワンちゃんもいろんなものを見たり、匂いを嗅ぐことができます。
さて、走る時なんですが、ワンちゃんが全速力で走り、飼い主さんが、ハァハァと後を追う、なーんてことはいけません。
必ず、飼い主さんが先頭を走ってなきゃいけないとは、私は思いませんが、リードを思い切り引っ張られての走る散歩はアウトです。
ややワンちゃんが先を走る程度で、全速力じゃなく、軽いジョギングと考えてください。
(全速力はドッグランで、ワンちゃんだけで楽しんでもらいましょう)
毎日の散歩で、歩きと走りの割合は、飼い主さんとそれぞれのワンちゃんのペースで無理がない程度で構いません。
ただ小型犬は、どんなに元気に見えても、長距離のジョギングには体型的に無理ですので、ご注意ください。
走るのが大好きなワンちゃんは
走るのが得意なワンちゃんは、体型に関わらず、毎日じゃなくて構いませんが、たまにジョギングを長く一緒にしてあげましょう。
ワンちゃんと飼い主さんの体力作りになりますし、普段の散歩で、長距離を走ることがなければ、ワンちゃんにとっては、運動不足解消になります。
距離はその個体によりますが、ジョギングに慣れた大型犬のワンちゃんなら、20kmとか余裕で走るでしょう。
ただ、ご存知でした?
ワンちゃんも無理をすると、筋肉痛になるんですよ。
ご自身のワンちゃんの限度がどれくらいかは、飼い主さんがちゃんと把握し、無理のないジョギングを心がけてくださいね。
シニア犬の注意点
シニア犬になると、子犬の時以上に、関節を大切にしなければいけません。
また、足腰が弱ってくるので、無理に走るという散歩は必要ないように思います。
ただ、若い頃、飼い主さんとよくジョギングしていたワンちゃんや、まだまだ足腰が丈夫で、体力があるシニア犬なら、無理をさせない程度で、走ったりという散歩も、逆に若さを保つ秘訣になることもあります。
基本は歩きの散歩でも、時々、筋肉を保つ意味でも、そのワンちゃんによっては、軽く短い距離を走るということも散歩の中に入れて見てください。
まとめ
2.散歩には歩きと走りがあり、両方を組み合わせた散歩がおすすめ。
3.子犬・歩きメインの散歩。(たまに短い距離を走ることはOK)
4.成犬・歩き・走りミックスの散歩(時々ジョギング・ドッグランへ)
5.シニア犬・無理はさせず、ワンちゃんの体力次第で歩き・走りミックス散歩へ。
散歩は、毎日のことなので、ワンちゃんが楽しく健康的に散歩をすることは、もちろん大事なんですが、飼い主さんに無理がこないようにすることも大切です。
「毎日散歩に行く」まず、これが1番です。
飼い主さんが走るのが苦手であれば、たまにドッグランに連れて行き、ワンちゃんにはそこで思い切り走ってもらいましょう。