
ワインは難しいイメージが強いですよね。
なんとなく高貴なイメージやラベルなどはほとんど横文字、おまけに言語ときたら、さっぱりわからない人もたくさんいらっしゃると思います。
ご安心ください。
そんなに硬くならなくてもワインは楽しいものですし、簡単なことを知っているだけでその魅力は倍増します。
気がついたら無意識にたくさん飲んでますよ。
今回はそんな方に一読するだけで不安を解消する内容となっていますので、ご覧ください。
▼目次(クリックで見出しへジャンプ)
ワインの選び方
無数にあるワインからあなたはどのようにワインを選びますか。
まずは飲みたい色、赤や白だとかラベルの美しさ、かっこよさ、原産国、やっぱり気になる価格は外すことができないと思います。
その中からさらにプレゼントであればお渡しする相手の喜びそうな味わいを選んだり、その時の季節やシチュエーションなどで選択肢も大きく変わってくるのではないかと思います。
それがレストランで選ぶ場合、大事な人をもてなす場合は失敗はしたくありませんよね。
ワインショップで選ぶ場合、無数にありすぎて気持ち悪くなってくる人もいるかも。
「もうわけがわからない。どうしよう。」と、私も以前はそうでした。
そこで私がオススメさせていただくワインお選び方は、大きく分けて2つあります。
ワインショップで選ぶ場合
ます1つ目は、ワインショップでワインを選ぶ場合。
これは一番手っ取り早いのは店員さんになんでも聞くことですね。
まずはあなたの選んでいる理由やワインの用途を伝えること。
プレゼントなのかそれとも自宅で飲むのか。
そのワインを使いたいシチュエーションを共有しなければチョイスもしづらくなってしまいます。
そして重要なのは予算です。
価格帯はワインを選ぶ際一つ目安になりますし、店員さんもある程度的を絞れて、ピンポイントでご提案しやすくもなります。
そのあとにもしあれば原産国やブドウ、ヴィンテージなどを伝えあげればいいのです。
店員さんも快く紹介していただけるでしょう。
レストランで選ぶ場合
2つ目はレストランなどでチョイスする時です。
これもサービスマンに聞くのが一番いいです。
えっ、芸がないですか。つまらないですか。
ここではあくまでも知識が少なくても最適に選んでいただきたいため、このような方法が最善だと思います。
同じように料理を注文する際に飲みたいワインをメインに考え食事を合わせていくのか、逆に食べたいお料理に合うワインを選んでいくのか。
その時の気分でいいのですがしっかりサービスマンにお伝えしましょう。
そして価格帯も重要です。
予算にあったものをお選びいただくのは当然です。
もし口に出して言うのが恥ずかしい、もしくは言えないシチュエーションの場合は、メニューを指差して指示してあげるのがいいでしょう。
わからないことはすぐ聞く。
ワイン選びはこれが一番です。
ワインの注ぎ方
綺麗なワインの注ぎ方はみなさんご存知ですか。
実際そんなにかしこまる必要もなく私自身は楽しく飲めればいいじゃんと思っておりますが、基本を知っておいて損はありません。
簡単ですがご説明しましょう。
ワイングラスの持ち方は?
まずワインを手にとります。
基本ワイングラスはチューリップ型が多いので口が細い分、近づける際は注意が必要です。
ゆっくりこぼれないようにしましょう。
持ち方ですが、片手でボトルの下をラベルが隠れないように持つのがポイントです。
ただし、慣れないと片手は大変なので、初めは両手でも大丈夫です。
とにかくラベルはワインの顔です。
そこだけ注意しましょう。
注ぐ位置や量はどれぐらい?
注ぐ際のラベルは上向きで注ぎます。
ここでは注ぐ際グラスに縁に近づけますが、なるべく触れないように数センチ離してください。
また離しすぎは勢いよくワインが跳ねてしまい汚く見えてしまうのでそこも注意してください。
注ぐ量は100ml程度が理想です。
大体グラスの1番丸みを帯びたところまでがベターです。
少ないとダサいですし、多いと少々重く感じます。
注ぎ終わったら
注ぎ終わったらワインボトルを1度横に止めて、回しながら持ち上げるようにすると、ワインの雫がこぼれにくくなり汚さずに対応できます。
最後はボトルの口をしっかり拭いて綺麗に保ちます。
ざっくりですが、ポイントおさえて慣れてしまえば全く問題ないと思います。
実践してみてください。
ワインを注いでもらう時は?
逆に「ワインをサーブされる側はどうすればいいのでしょうか。」というお声もよく聞きます。
実際サーブされる際は、お店のソムリエの方などは上記のように丁寧にやっていただけるでしょう。
ワインに合わせたグラスと適正な温度で楽しめることは何よりの至福の時です。
もし注意点があるとすれば、注がれる際、グラスを持ち上げないことです。
よく見る上司からのお酌やパーティーのような立食形式で見られるようなことは、あまりふさわしくありません。
実はグラスを持ち上げられてしまうと注ぐ側もやりにくい事が多くあります。
なのでじっと待つ。これ鉄則です。
テイスティングの仕方
よくレストランでワインを注文した時にテイスティングを求められる事がありますよね。
もちろん「大丈夫です。」と言ってそのままスルーもできますが、テイスティングの仕方も少し触れておきましょう。
ラベルを確認
まずは持ってきていただいたワインのラベルを確認します。
もし注文と違ったものを持ってきてしまったらそこで交換をしていただけます。
色のチェック
次にグラスに少量注がれますので、グラスの脚をもち背景が白い場所で少しグラスを傾けます。
ここではワインの色と異物が混入してないかチェックを入れます。
香りのチェック
お次は香りです。
グラスの鼻に近づけ異臭がないかを確認します。
少しグラスを回し再度ワインの香りをとります。
そこで出る香りは最初のものと違うので、もう1度確認します。
(ここで香りが変わる理由は今回は省いておきます)
ワインを味わう
次にワインを少量口に含み、舌の上で転がすように味わいをとっていきます。
過度な酸味やアルコール感など違和感のない味わいかチェックします。
あとは一言「お願いします」と伝えてください。
これで完璧です。
乾杯の仕方
乾杯時〇〇はNG!
お祝いなどでパーっといきたい時もありますよね。
グラスが触れる音は適度であれば爽快感が疲れをやわらげてくれる感覚を誰もが味わった事があると思います。
じゃあワインで乾杯の場合はどーなのか?
これはグラスを当ててはいけません。
いい音はしますがあまり褒められたものではないのが事実です。
理由は、単純。
ワイングラス自体は大変繊細でガラスも薄いものも多く、触れただけですぐにヒビや割れてしまうケースも多いのです。
それではせっかくのお祝いも台無しです。
正しい乾杯の仕方
じゃあどうするか。
グラスの脚を持って軽くあげるだけでいいのです。
安心、安全、気品のある振る舞いを心掛けましょう。
ルネッサンスと言って。
ワインの飲み方
以上を踏まえワインと向き合えば失敗もなくお楽しみいただけると思います。
いざ実際飲む時も、裕次郎ばりにグラスを持って勢いよく一気飲みするのではなく、色香りと味わいを楽しんでゆっくりと口に運びましょう。
ワインは開けてからの飲み始めと飲み終わりでも変わってきます。
まるで人間のように成長していきます。
この魅力をまずは基本をおさえて楽しんでくださいね。