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生き物・ペット

散歩で他の犬・人に吠えるワンちゃんのしつけ方法6つ 時間も関係ある?

散歩 吠える

犬の散歩をしていると、いろんなワンちゃんに出会いますよね?

かなり行儀のいいワンちゃん、飼い主さんもなだめるのが大変な、やんちゃなワンちゃん。

ただ、1番困るのは、吠え続けて収まらないことじゃないでしょうか?

そんな「困った」をどう解決していったらいいか、考えていきたいと思います。

他の犬に吠える場合

他の犬

1番多いのが、他のワンちゃんに吠えることのような気がします。

そのワンちゃんとあいさつさせる・させない以前に、あまりにも吠えられると、飼い主さんにとっても、都合が悪いし、相手のワンちゃんも、負けずに吠えるかもしれないし、迷惑ですよね。

じゃあ、何で、同じワンちゃん同士なのに、吠えてしますのでしょう?

原因

まず、子犬当時の大事な社会化期に、いろんなものを経験できなかった、経験不足から、他のワンちゃんへの恐怖心で、吠えてしまうと考えられます。

また、ワンちゃんは、テリトリーを大事にしますので、いつもの散歩道に知らない犬がいれば、敵とみなし、威嚇します。

対処法

・ワンちゃんが吠えだす前に、刺激を与える
・リードをピンと張らないようにする。
・ワンちゃんと体を密接にする

社会化期に、うまく、いろんな経験をできなかった、ワンちゃんについては、まずは、慣れさせることが大事です。

他のワンちゃんが怖くないということを、わかってもらうのです。

ただ、闇雲に、ワンちゃんに会わせ続けるとかではダメです。

これは、飼い主さんとワンちゃんの、信頼関係のトレーニングになります。

例えば、散歩中、遠くに他のワンちゃんが見えたとします。

だいたい、自分のワンちゃんが吠えるタイミングわかりますよね?

そのタイミングを、飼い主さんが計り、吠え出す直前に、ワンちゃんに何かしらの刺激を与え、気をそらします。

もしそれで、吠えない瞬間があったら、その瞬間を褒めます。

その繰り返しで、吠えない時間が長くなっていくようなら、きっと、吠える問題は解決します。

あとは、ワンちゃんのリードを長くさせて、ピンと張った状態にしないことです。

ワンちゃんは、リードがピンと張った状態ですと、飼い主さんの「また吠えるかも」という不安を感じ取ります。

そして、自分も不安になり、吠えてしまいます。

なので、吠えやすい状況では、リードを短くし、ピンと張らない状態で、できれば、ワンちゃんの体と、飼い主さんの足をくっつけ、やり過ごすのがいいと思います。

必要に応じて、ワンちゃんの隣にしゃがむのもありです。

ワンちゃんが安心します。

他の人に吠える場合

吠える

これも、ありますよね。

とにかくみんなに吠えるワンちゃん。

男性限定で吠えるワンちゃん。

大勢の子供達に吠えるワンちゃん。

それぞれ、それなりに理由があるんです。

原因

吠えてしまう理由は、他の犬に吠える場合と、重なる部分もありますが、基本、ワンちゃんが吠えるのは、喜怒哀楽の意思表示です。

知らない人に吠えちゃう場合、よっぽど人が大好きで〜というワンちゃんが、嬉しくてついってこともあるでしょう。

そういう時は、尻尾ブリブリ振っていて、顔つきも笑っていてすぐわかります。

問題は、恐怖や怒りからの「ワンワン」です。

これは、人に対しての恐怖のトラウマの場合もあれば、明らかに、自分より大きなものに対しての、恐怖の場合もあります。

対処法

人に慣れるまでの間は、大勢人が行き交うようなところでの、散歩は避けたほうがいいでしょう。

特に、人に対して吠えまくっている状態だと、ワンちゃんも興奮状態で、飼い主さんの声も聞こえないことが多いです。

また、これを犬嫌いの人にやってしまうと、その人にとっても、恐怖です。

迷惑にならないように、気をつけなればなりません。

これは、家族以外の人に協力してもらえるのが1番です。

何度も近くに現れたり、遠ざかったり。

その際は、吠える前のタイムングで、飼い主さんが、ワンちゃんの視界に割って入り、協力者の人物が、ワンちゃんの視界に、入らないようにすることから始めます。

その都度、吠えなかったら褒めてあげる。これを、繰り返し、少しずつ慣れてもらいましょう。

散歩後に吠える場合

散歩後

散歩をもっとしたい要求吠え。

これは、たまにあることのようです。

吠えるワンちゃんの顔を見てください。

怒っている時の「ワンワン」と、喜んで興奮している時の「ワンワン」は違いますよね?

散歩後の吠えは、後者の方が多いのでないでしょうか?

原因

「散歩が不足していて…」という場合ですが、これは、散歩の時間ももちろん関係してきますが、質も重要です。

毎日、同じコースを歩き、草や花の匂いを嗅ぎたいのに、飼い主さんに止められる。

そんなマンネリで、ワンちゃんの大好きなクンクン匂い嗅ぎも、セーブされてしまうような、散歩では、ワンちゃん自身、何も楽しくありません。

だから、いくら散歩を毎日しても、ワンちゃんは吠えて訴えます。

外を満喫し、楽しくて楽しくて、興奮して家に戻り、この楽しさをどうにも抑えきれず、そんな時も吠えてしまうようです。

うちのわんこの場合は、吠えるまではありませんが、よっぽど散歩が楽しかった日などは、散歩後、家中を走り回ります。

マッハのスピードで。

端から聞くぶんには、微笑ましいワンちゃんと思いますが、実際、家で吠えまくられると困ります。

対処法

・マンネリ打破
・落ち着かせる

散歩に関してですが、マンネリにならない工夫をしてみることです。

同じ近所でも、右に曲がるところを左とか。

些細なことでも、かなり違います。

また、ワンちゃんはとにかくいろんな匂いを嗅ぎたがります。

衛生上、何でもかんでもクンクンは困りますが、その対象のものを見て、大丈夫そうなら、ある程度はクンクンさせてあげてください。

楽しくて楽しくて、興奮継続してしまうワンちゃんですが、これは、家に帰ってから、早く落ち着かせるために、家の中で飼っているなら、家中自由に走らせ、吠えさせるのではなく、落ち着くまでケージに入ってもらうか、1つの部屋にしばらくいてもらうことです。

外で飼っているワンちゃんなら、玄関先にしばらくいてもらい、落ち着かせることです。

吠えやすい時間がある?

時間

いつもの散歩、ちょっと時間を変えると突然、ワンちゃんが吠えるように。
または、その逆も。

こういう場合、例えば、いつも決まった時間に鳴る、学校のチャイムや、教会のベル。
もしくは、突然始まる町内案内のアナウンス。

こういうワンちゃんが予測していない、知らない音が突然鳴ると、びっくりして吠えてしまうこともあるようです。

この場合は、その時間しか散歩できないのであれば、音に慣れてもらうしかありませんが、避けられるのであれば、その時間を避け散歩させるようにしましょう。

まとめ

子供 犬

どの原因の「吠える」という行為の共通点にあるのは、基本、ワンちゃんは吠える生き物です。

吠えて私たちに意思表示をします。

それを、吠えないでもらうのは、私たちの都合でもあります。

それを理解した上で、ワンちゃんが学習できるまで、じっくりと向き合うことです。

また、ワンちゃんが吠えてパニックの時程、飼い主さんが冷静になってくださいね。

「静かに!」や「吠えないで〜!」と飼い主さんが大声をあげてしまうと、ワンちゃんたち、応援してくれてると勘違いし、更に吠えますから。