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知識・教養

【どれを使う?】「追求」「追及」「追究」の違いとは?意味・例文・英訳つきで解説!

「ついきゅう」という言葉、会話でも文章でもよく見かけますが、「追及」と「追求」「追究」のどれを使えばいいのか迷ったことはありませんか?
実はこの3つ、意味も使い方もまったく違います。

この記事では、「追求」「追及」「追究」の意味の違いを例文と英訳つきでしっかり整理して解説します。
「なんとなく」で使っていた人は、この記事で正しく使い分けられるようになりますよ!

「追求」とは?

意味

どこまでも後を追いかけ求めること。
広辞苑(岩波書店 第7版)より

追求とは、「目的や理想、利益などを手に入れるために努力すること」です。

【使う場面】
理想、快適さ、美しさ、利益など、価値あるものを求めるとき

例文

  • 彼は完璧さの追求をやめなかった。
  • 企業は利益の追求と社会的責任の両立を図っている。
  • 快適さの追求が、この製品開発の原点です。

「追及」とは?

意味

①後から追いかけていっておいつくこと。
②責任などを、どこまでも追い責めること。
広辞苑(岩波書店 第7版)より

追及とは、「逃げる相手や物理的な対象を後から追いかけておいつくこと」または「責任や過失を問いただすこと」の2つの意味があります。

【使う場面】
①逃げる相手や目標に物理的においつこうとするとき
②責任や過失を問いただすとき

※①の「追及=おいつく」という意味は、日常ではやや文語的・報道的な響きがあり、「追跡」や「追走」などの語で代用されることも多いです。
ただし、ニュースや公式文書などでは今も現役で使われています。

例文

  • 警察は逃走車両を追及し、トンネル内で停止させた。
  • 事故の責任を追及する声が高まっている。
  • 野党は大臣の不正疑惑を徹底的に追及した。

「追究」とは?

意味

学問などを、尋ねきわめること。
広辞苑(岩波書店 第7版)より

追究とは、「真理・本質・原因などを、深く突きつめて明らかにしようとすること」です。

【使う場面】
表面的な情報では満足せず、深い理解や学問的な解明を目指すとき

例文

  • 科学者は生命の起源を追究している。
  • 哲学とは人間とは何かを追究する営みである。
  • 彼は日本文化の本質を追究する研究を続けている。

「追求」「追及」「追究」の使い分けポイント

意味 使う場面
追求 目的や理想を求める 成果・成功・理想
追及 ① 逃げる相手などにおいつく
② 責任や過失を問いただす
①追跡・接近
②不正・過失・責任
追究 真理や本質を突きつめる 研究・分析・哲学

  • 追「求」 → 求めるものがある
  • 追「及」 → あとから追って追いつく、責任を問う
  • 追「究」 → 究める・深く調べる

追求と追究、立つ視点で選ぶ言葉
「追求」の例文として挙げた、
「快適さの追求が、この製品開発の原点です。」

この一文、「追求」を「追究」に変えると、立つ視点が変わってきます。
「快適さの追究が、この製品開発の原点です。」

  • 追求:
    ユーザー目線に立って、より快適な状態を実現しようとする姿勢
  • 追究:
    技術者・研究者目線に立って、「快適さとは何か?」を解明しようとする姿勢

どちらも「快適さ」を目指していますが、

  • 追求は「ユーザーにとって心地よい体験を届けたい」
  • 追究は「快適さの構造や原理を深く掘り下げたい」

というように、アプローチが異なります。
一文字違いが、製品開発の立場や哲学の違いを映し出しているのです。

英語で表すと?

「追求」の英訳

主な訳語:

  • pursuit
    追求を表す一番自然な単語
  • striving for
    「〜のために努力する」と言う主観的なニュアンスが含まれる

例文:

  • The pursuit of happiness is a basic human right.
    → 幸せを追求することは、人間の基本的な権利である。
  • The company’s pursuit of profit is blanced with ethical values.
    → その会社は利益の追求と倫理を両立させている。
  • She is striving for perfection in her craft.
    → 彼女は自分の技術において完璧を追求している。

「追及」の英訳

主な訳語:

  • catch up with
    実際に「追いつく」という物理的な意味でも、比喩的な意味(過去の罪・責任・問題など)でも幅広く使える。
  • chase down
    警察、記者などの「粘り強く追い詰めて最終的に捕まえる」ような場面に適している。
  • holding someone accountable
    「責任を問う」ことを表す表現。
  • pressing someone
    強く迫る、問い詰める。やや強めで口語寄りな表現。

例文:

  • His lies finally caught up with him and cost him his job.
    → 彼の嘘はついに追及され、仕事を失うことになった。
  • The detctive chased down the fugitive after a long search.
    → 探偵は長い捜索の末、逃亡者を追及して捕まえた。
  • The media is holding the government accountable for its actions.
    → メディアは政府の行動について責任を追及している。
  • They kept pressing the CEO about the company’s unethical practices.
    → 彼らは、会社の非倫理的な慣行についてCEOを追及し続けた。

「追究」の英訳

主な訳語:

  • exploration of
    探索・探査。探検・未知の探究的ニュアンスが強く、幅広い分野で使える。
  • (in-depth)investigation into
    (詳細な)調査・究明。科学的・論理的な徹底調査。「in-depth」をつけるとより掘り下げた調査となる。
  • inquiry into
    調査・探究。公式・公的に行う「調査」寄り。

例文:

  • Scientists are engaged in the exploration of new materials for sustainable energy.
    → 科学者たちは持続可能なエネルギーのための新素材の追究に取り組んでいる。
  • The team conducted an in-depth investigation into the causes of the disease outbreak.
    → チームはその疾病発生の原因の徹底的な追究を行った。
  • The government launched an official inquiry into the causes of the national energy crisis.
    → 政府は国家的なエネルギー危機の原因に関する公式な追究を開始した。

まとめ

今回の記事では、「追及」「追求」「追究」という似た言葉の意味や使い分け、英語での表現方法について詳しく解説しました。
それぞれの言葉が持つ特徴を理解することで、より正確で自然な文章を書くことができます。

英語の表現では、単語やフレーズによって意味やニュアンスが変わるため、状況に応じて使い分けることが大切です。

言葉の意味を正しく理解して使いこなすことは、コミュニケーションの質を高める第一歩です。
この記事が皆さんの言葉選びや英語表現の参考になれば幸いです。