みなさんのワンちゃんは、いつからみなさんの、家族の仲間入りをしたのでしょうか?
子犬の時からですか?
成犬になってからですか?
それぞれのご家庭で様々ですよね。
うちは、子犬から飼い始めました。
うちに来てすぐ、トイレトレーニングから始めましたが、みなさんはどうですか?
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散歩にしつけって必要なの?
室内でワンちゃんを飼っている場合、最低限、一緒に生活する中で、トイレトレーニングが必要だったり、無駄吠えをしないとか、様々覚えて欲しいことってあると思います。
じゃあ、散歩ではどう思いますか?
ただ歩くだけだし、必要ないと思いますか?
答えは、「必要」です。
飼い主さんのため、外で出会う人々のため、そしてワンちゃんのためです。
しつけをされていない犬は不幸?
しつけがなっていないワンちゃんは不幸です。
全く散歩の仕方を知らないワンちゃんを、ご覧になったことはありますか?
飼い主さんを無視し、行きたい方向へグイグイと進み、他のワンちゃんや人へ、お構いなしにワンワン吠える。
挙句に、してはいけないところで排尿・排泄。
目も当てられない状況です。
こんなワンちゃんでは、周りの人からは恐れられてしまいますよね。
おそらく飼い主さんだって、最終的には、手を余してしまうのでは?
そんな風に見られてしまうワンちゃんは1番かわいそうです。
誰も幸せではありません。
小さな子供に、親が一生懸命、社会のルールを教えるように、ワンちゃんにもしつけは必要です。
何歳から散歩のしつけをするべき?
結論から言うと、いくつからとか、いくつまでに、と言うことはありません。
もちろん、子犬から教えるのと、成犬になってから教えるのとでは、若干、時間のかかり方は違います。
若ければ若いほど、覚えは早いです。
成犬になってからのしつけだと、今まで、ワンちゃんの経験してきたこと、間違って学習してきたこと、それらをリセットするのに、子犬の時より多少時間はかかるでしょう。
それでも必ず、ワンちゃんは学習してくれます。
絶対に諦めずに、ワンちゃんと向き合ってください。
散歩に必要な最低限のしつけ3つ
快適な散歩をワンちゃんと楽しむためには、ワンちゃんに覚えてもらいたい、様々なルールがあります。
でも、一から学ぶワンちゃんに、一気に覚えてと言うのも無理な話です。
少しずつ学習していく中で、最低限これだけは早くマスターして欲しいというポイントが3つあります。
①アイコンタクトを取る
②呼んだら来るようにする
③待てとおすわり
まずはこの3つを抑えておいてください。
アイコンタクトは取れていますか?
名前を呼んだら、飼い主さんを見る。
これは散歩をする上で、とても大事です。
アイコンタクトを取れるようになれば、どんなに興奮している状態でも、名前を呼び、飼い主さんを見ることで落ち着かせることができます。
アイコンタクトの取り方
しつけ方法は、外でも家の中でも実践できます。
ポケットにドライフードやお菓子を入れておき、名前を呼んで飼い主さんをちゃんと見て、アイコンタクトをとったら、ご褒美をあげる。
それを繰り返すだけです。
慣れてきたら、ざわついている中でもちゃんとできるか、テストして見てくださいね。
呼んだら来ますか?
アイコンタクトの応用編です。
どんなにあちこち力強く歩いていても、名前を呼んで、飼い主さんのそばに来てくれたら、よそのワンちゃんへ走って行く心配も軽減します。
名前を呼んで来てもらうには?
しつけ方法はアイコンタクトの時と同様ですが、まずは、完璧に走り寄って来てくれるまで、家の中でトレーニングです。
少し離れた場所から、ワンちゃんを呼びます。
その時、最初はお菓子をチラつかせてでもいいです。
それで走りよって来たら、ご褒美をあげます。
だんだんとワンちゃんとの距離を空け、飼い主さんが呼ぶ声で、走りよって来たら成功です。
外で、いろんな誘惑がある中、同じように名前を呼び、飼い主さんの方によって来てくれるか確かめましょう。
「待て」と「おすわり」はできますか?
「待て」と「おすわり」には、アイコンタクトを取る同様、ワンちゃんを落ち着かせる効果があります。
外で小さい子供たちが側を通り過ぎる時、よそのワンちゃんとすれ違う時、ワンちゃんがちゃんとおすわりをして、通り過ぎるのを待てるって、間違いなく、愛されワンちゃんですよね?
また、「待て」を完璧にできれば、例えば、急に車が飛び出して来た時など「待て」の一言で、ワンちゃんをストップさせ、交通事故から守ることもできます。
おすわりのしつけ方
しつけ方法は、おすわりの時も、お菓子もしくは、ドライフードを使います。
ワンちゃんにお菓子を見せ、その手をワンちゃんの頭上に持って行きます。
ワンちゃんの頭が必然と上を向きますよね?
その時、「おすわり」と言うのと同時に、片方の手で、ワンちゃんの腰を優しく押し、自然とおすわりをさせてください。
決して、力ずくで座らせてはいけません。
最初は一瞬でも座ったらご褒美をあげ、少しずつ、座っていられる時間を伸ばしましょう。
待てのしつけ方
待てに関しても、要領は同じです。
おすわりをさせた状態で、目の前にお菓子を置きます。
最初は、座っていても、すぐにお菓子を取ろうとしますので、その時はすかさず手で遮ります。
再度、おすわりをさせ、「待て」の一言を繰り返します。
最初は数秒でも待てたら、ご褒美をあげ、この場合も、少しずつ待てる時間を伸ばしていきましょう。
しつけは根気よく信頼関係を築いていくことが大事
全て、根気がいる作業です。
ワンちゃんは、1回のトレーニングで集中できる時間は、10〜15分だと言います。
ワンちゃんが飽きる前に切り上げ、休み休みトレーニングしましょう。
そして、ワンちゃんが、思うようにすぐ覚えてくれなくても、怒鳴ったり、物に当たることだけは、絶対にしないでください。
ワンちゃんだって、一生懸命やっていますし、ワンちゃんに恐怖心を抱かせてしまっては、信頼関係は絶対築けません。
褒めて伸ばすことです。
まとめ
2.いくつから始めても間に合います。
3.基本は、「アイコンタクト」「呼び戻し」「おすわり・待て」ができること。
4.トレーニングは短い時間を休み休み。愛情持って根気よく。
ワンちゃんたちは、のんきに見えますが、本当に感受性豊かな優しい子達です。
飼い主さんが、一生懸命教えようとすれば、ワンちゃんは絶対それに答えてくれます。
覚えが早い子も遅い子もいます。
いろんな失敗は、そのワンちゃんの愛嬌です。
飼い主の私たちが、イライラすることなく、リラックスしてワンちゃんと一緒にトレーニングしていきましょう。