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基本情報 (受験当時)
試験名 | PHP8技術者認定初級試験 |
言語 | 日本語 |
問題数 | 40問 |
出題形式 | 選択式 |
試験時間 | 60分 |
料金 | 13,200円 (税込) |
受験時期 | 2024年3月8日 |
受験結果 | 合格 |
試験準備
準備期間
2月下旬~3月上旬
平日1時間、休日2時間程度 総学習時間 10時間程度
学習開始時の知識
PHP5系を使用したWeb開発業務の経験あり
学習方法
①公式Web模擬試験
②PHP技術者認定機構のWebコラム
③参考書
④PHP公式ドキュメント
①公式Web模擬試験
Web上で本番の受験形式での受験が可能なものです。これが学習のメインでした。
これを一度解いて出題範囲や聞かれるポイントをチェックし、③の参考書やWeb上のPHPドキュメントを参照してミスした問題を確認しました。
PHP7版の模擬試験も、バージョンは違うのでその点は注意が必要ではありますが参考にはなります。
第1回 PHP 8 初級 模擬試験 (ベータ版)
値段:無料
②PHP技術者認定機構のWebコラム
機構のホームページに、PHP試験関係のコラムがいくつかあります。
とくに模擬問題もあるので、出題形式のサンプルとして参考になります。
PHP技術者認定機構 コラム
値段:無料
③参考書
◆独習PHP 第4版 (山田祥寛 著)
PHP8についての分厚い参考書です。
買うとわりとお値段がするので、筆者は近所の図書館から借りました。
全部読む時間はなかったので、模擬試験内の問題や模擬問題の解説などで確認したい項目があったり、特定の場合の挙動・スーパーグローバル変数($_SESSION、$_SERVERなど)の内訳を確認したかったりする場合に活用しました。
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値段:3,740円 (税込)
④PHP公式ドキュメント
言わずと知れたPHPの公式ドキュメントです。
問題文中で使われている組み込み関数の引数や挙動を確認するのに一番手軽な方法です。
PHP マニュアル
値段:無料
試験について
時間
60分・40題出題されますが1周解くのに時間は余るかと思います。
筆者の受験時はだいたい1問に1分、1周解き終わるのに40分ほどかかり、5~10分程度で再確認・見直しという感じでした。
問題の内容
初級試験なので、業務でPHPを使った経験のある方であれば学習・合格まではスムーズかと思います。
ただ業務ではあまり触れない、使われない部分も出題されるので、模擬試験等でその部分を詰めていく必要があります。
PHP8の試験ですから、PHP8になって変わった仕様(falseとみなされる判定についてなど)や追加された仕様(match式など)を確認しておくのもいいと思います。
また、参考書の項で流し読みしたと書いてますが、もちろん時間が許せば一通り見ておくのが吉です。
筆者は本番の試験中「マジックメソッド」について出題され、ノーマークだったので焦りました。
出題形式
単一(一部複数)選択式回答の出題形式です。
テストセンターで受けられる他の試験と大きな違いはありません。
回答中に確認フラグを付けて最後に戻ってくる目印にできることや、未回答・回答選択不足を最後に確認することができます。
全体の感想
筆者の本番での結果は825/1000点でした。
もう少し高得点を取れていたんじゃないかという悔しさはありつつも、70%の700点が合格のボーダーラインであるので、合格は合格です。
筆者は開発業務でバージョンは違えどPHPをしばらく触っていた経験があるので、基本的な仕様はすでに理解できていて、足りていない部分を模擬試験で埋めるという感じでしたが、初学者が受験する際はブラウザ上でPHPを書いてその挙動を確認できるサイトなどで動きを確認しつつ学習を進めるのがいいと思います。
試験そのものはこんな感じです。
あと気になった点といえば、試験があまりメジャーではないせいか、受験料の払い込みにクレジットカードが対応しておらず、銀行振り込みのみだった(少なくとも筆者が受けたセンター、受けようと考えてた他のセンターでもそうだった)ことでしょうか。
まぁ自分のキャッシュフローを見直せというだけの話ですが。