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基本情報 (受験当時)
試験名 | ITパスポート |
問題数 | 100問 |
出題形式 | 四肢択一式(CBT方式) |
試験時間 | 120分 |
料金 | 5,700円 (税込) |
受験時期 | 2020年11月 |
受験結果 | 合格 |
ITパスポートとはITを活用するすべての人(社会人・学生)が備えておくべきITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です。
短期間で基本的なITにまつわる知識を得られるため、社会人でも取得しやすい資格です。特に若手エンジニアやIT未経験だけどITリテラシーを高めたいという方にもオススメです。
合格率は50%程度と高いため、IT未経験者、独学でもしっかり勉強すれば合格できる試験だと思います。
勉強方法
50日間で効率よく勉強するために、3つの勉強方法を設定しました。
勉強方法①
ITパスポートに合格するために必要な時間は100時間程度とされています。
私は50日で試験に挑む予定だったので、平日と休日の勉強時間スケジュールを立てました。
<勉強時間スケジュール>
・平日 1時間
・休日 4時間
↓
平日1時間×34日=34時間
休日4時間×16日=64時間
+テスト当日 2時間
合計100時間
勉強方法②
次の勉強方法はインプット、アウトプットの比率を決めることです。
ここでいうインプットとはテキストの用語・内容を覚えること(情報を頭に入れる作業)、アウトプットとは過去問題や問題集などで問題を解くこと(頭の中を整理する作業)を言います。
私の場合はIT知識が全くなかったので50日間の中で、インプットをメインに決め、インプット6割、アウトプット4割に設定しました。
<インプット・アウトプットスケジュール>
▽インプット期間
開始日~30日間 (30日間)
▽アウトプット期間
30日~試験日まで (20日間)
合計50日
IT未経験者はインプットに時間をかけることが良いとされていますが、少しでもIT知識のある方はインプットに時間をかけ過ぎず、過去問を繰り返し解く方法が良いと思います。
問題集や過去問を解いて、過去の傾向や、苦手分野を理解することも大切なので、ある程度インプットができたらアウトプットを並行で行う方法がオススメです。
勉強方法③
次の勉強方法は分野ごとに勉強法を変える方法です。ITパスポートはストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系の3つの分野に分かれています。
ストラテジ系:経営、企業活動、法務、企業システム戦略
→経営全般のことが問われるので多少理解できていれば有利です。最初に勉強するのがオススメです。
マネジメント系:プロジェクトマネジメント、開発仕様や流れ、システム監査の概要
→IT管理関連について問われるため、インプットをある程度行い、アウトプットを繰り返し行うことがオススメです。
テクノロジ系:二進数、コンピュータの構成、ネットワークやセキュリティ
→計算等の頭を使うことが多いので、苦手な方は過去問を多く解くのがオススメです。
ITパスポートでは分野ごとに合格点に達しないといけないため、苦手な分野がある場合や、1つの分野に山をはって勉強することはできないので注意が必要です。
私はテクノロジ系が苦手だったので、過去問を解くときはテクノロジ系を多く解きました。
教材
教材はインプット用のテキスト、アウトプット用のテキストと過去問サイトを使用しました。
インプット用のテキスト(下図の左)は、テストに出るところが順位で表示されており、短期でインプットされたい方に最適です。
アウトプット用のテキスト(下図の右)は、過去2回の問題を記載され、詳しい解説付きなので、自分の苦手分野の理解や克服も行え、より深く理解できます。
その他にも全過去問が記載している過去問サイト「ITパスポート試験ドットコム」を活用しました。移動中などのスキマ時間で問題を解き、苦手分野の克服のために活用していました。
また、ITパスポートの試験情報が詳しく書かれているため、試験対策としてもオススメのサイトです。
• 左の図 株式会社翔泳社 「出るとこだけ!ITパスポートテキスト&問題集 2020年度版」
• 右の図 株式会社インプレス 「かんたん合格 ITパスポート過去問題集 令和2年度 秋期」
• 過去問サイト:ITパスポート試験ドットコム
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試験について
試験内容
試験は4つの選択肢から1つの回答を選択してパソコンに入力する方法で、試験時間は120分です。
総得点600点以上 かつ 各分野300点以上 が合格となります。
合格点
下記の全てを満たした場合、合格になります。
・総得点 600点以上/1,000点満点
・ストラテジ系 35問 300点以上/1000点満点
・マネジメント系 20問 300点以上/1000点満点
・テクノロジ系 45問 300点以上/1000点満点
※問題数は受ける年によって多少前後します。
※採点はIRT方式が採用されています。
合否発表
当日、試験終了後に総合得点、各分野の点数が表示されるので合格点に達していれば合格と確認ができます。
郵送で確認したい場合は翌月頃に合格通知書が送られてきます。
不合格通知はありません。
試験を受けてみての感想
試験は過去問と類似した内容が出ていると感じました。
もっと過去問を何回も解いておけばよかったと後悔したので、これから受ける方は過去問をたくさん解くことをオススメします。
最後に…
いかがでしたでしょうか。
ITパスポートをこれから受ける方は今回記載した勉強方法を参考にしていただければ幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。